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2019年6月11日 (火)

『みかんとひよどり』

ブックレビュー ☆3つ

『みかんとひよどり』 近藤 史恵

フレンチ・レストランのシェフが主役だが、ビストロ・パ・マルの三船シェフシリーズではない。

腕は良いが経営力に欠ける、ジビエ料理を得意とする雇われシェフの潮田と、不愛想で人との接触を嫌う猟師大高のからみが面白い。

ジビエ料理をこよなく愛するオーナーのもとで成長していく潮田だったが、野禽の調達・解体のシステムに加わることに対して、大高に「これ以上、人生を複雑にしたくない」と断られる。

放火や当て逃げ・盗難など、大高の周辺で事件は起こるが、ミステリー感はあまりない。

三船シェフシリーズで紹介される料理も魅力的だったが、本書の章ごとに紹介される料理は、イノシシの頭を使った料理など調理シーンはなかなかエグイものもあるが、そそられる。
みかんをたらふく食べた、みかんの香りがするひよどりの肉、なんて食べてみたいねぇ。

大作を二つ続けて読んだので、小休止として(と言ったら失礼だとは思うが)ちょうど良かった。

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『みかんとひよどり』 近藤 史恵 著 角川書店

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