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2014年5月19日 (月)

『四十九日のレシピ』

ブックレビュー ☆3つ半

『四十九日のレシピ』 伊吹 有喜

ブクレコのレビューで評判が良かったので、気になっていた本。

葬式や法事は死んだ者のためにやるのか、生きている者のためにやるのか。
たぶん両方なんだろう。
四十九日、それは亡くなった人が遺した人たちと決別するための、そして遺された人は亡くなった人を偲び心の整理をするための期間なのかな。
”レシピ”には、”料理の作り方”以外に”処方箋”という意味があるらしい。

心臓発作で71歳の生涯を閉じた乙美(おとみ)。
乙美は自分がいなくなったとき、夫の良平や継子の百合子が困らないように、細々とした家事のやり方や料理の作り方を「暮らしのレシピ」として書き残していた。
その中の、「四十九日のレシピ」に書かれていた乙美の希望を叶えようと、それを手伝うためにと現れた風変わりな娘とブラジル人の青年の助けを借りて奮闘する良平と百合子。
そして、良平は乙美を失った喪失感から、百合子は継母の死に加えて夫の浮気と離婚問題から陥った不安定な状態から、立ち直っていく。

「あれが最後の手料理だと分かっていれば、あんなつれないことは言わなかったのに」
乙美が亡くなった日の朝、出かける前に些細なことで声を荒げてしまったことを、たびたび後悔する良平。
でも、そんなこと分かるわけないんだよな。
そんな後悔をしないように、くだらないことで怒らないように、怒ってしまったら後に引きずらないようにしたいものだ、難しいけど。
いつもいつも、”これが最後かもしれない”と思えば良いのかもしれないけど、まさかね。
  

Photo
『四十九日のレシピ』 伊吹 有喜 著 ポプラ社

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