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2014年4月29日 (火)

『首折り男のための協奏曲』

ブックレビュー ☆4つ

『首折り男のための協奏曲』 井坂 幸太郎

首を折る殺し屋と探偵の黒澤、二人をめぐる7つの短編集。
僕は黒澤とは初対面?だったが、クールでぶっきらぼうで、飄々としているが意外に親切なところもあり、好感を持った。

内容は、話としてはバラバラだが、薄っすらと繋がっている。
キーワードは、”神も仏もいやしない” と ”世の中のバランスとして、納得がいかない” かな。
現実には神も仏もいやしないと思う事件ばかりだし、バランスとして納得がいかないことなんてしょっちゅうだ。
だからこそ、フィクションの中には神も仏もいて欲しいし、ちょうど良いバランスの世の中であって欲しい。
そんな思いをうまく汲み取ってもらったようで、読後感も良かったし、とても楽しめた。
  

「熱狂こそが、攻撃性を生み出す」 P.149

「人間の攻撃性は、本能的なものだからな。」
「攻撃性も抑えつければ、抑えつけるほど、ちょっとした刺激で飛び出すわけだ」 P.161

「安全地帯から文句を言うだけなら、ただの、謙虚さをなくした評論家だ」 P.206

Photo
『首折り男のための協奏曲』 井坂 幸太郎 著 新潮社

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