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2013年12月11日 (水)

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

ブックレビュー ☆4つ

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野 圭吾

店名のナミヤをわざと間違えて、ナヤミ(悩み)雑貨店とからかう子ども達の冗談から始まった悩み相談。
どんなにふざけた相談にも、誠意を持って真面目に答える店主の老人。
どんな悩みも解決してくれると評判になり、いつしか真面目なあるいは深刻な、悩み相談も寄せられるようになる。
夜中に閉まったシャッターの郵便口から入れられた相談事の手紙、返事は翌朝には牛乳箱に入れられる。

ところがこのナミヤ雑貨店に一晩だけ奇蹟が起こる。
過去から届いた質問状に、答えた返事はやはり過去に送られる。
それまでに答えた相談事に対しては、未来から届くお礼状。
30数年の時間を越えて交わされる質問と返答。
未来に起こることがわかっているからこそ、言えることと言えないこと。

結局のところ、悩み相談はどういう答えを貰ったかよりも、自分がどう受け止めたか、が大切なんだね。

『秘密』以来、久しぶりの東野 圭吾だったが今回も楽しませていただいた。

そして、1通だけ送られた、過去から未来への返答。
素敵なエンディングだった。
根源的な悩みの答えは何年経っても変わらない。
「どうか自分を信じて・・・」

Photo
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野 圭吾 著 角川書店

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