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2013年11月30日 (土)

『楽園のカンヴァス』

ブックレビュー ☆4つ半

『楽園のカンヴァス』 原田 マハ

本物か偽物か判らない、1枚の絵をめぐるミステリー。
史実に基づいたフィクションとのことだ。

伝説のコレクターから届いた1通の手紙に呼び寄せられた、ニューヨーク近代美術館 アシスタント・キュレーターのティム・ブラウンと美術研究者 オリエ・ハヤカワ。
二人はそこでアンリ・ルソーの 『夢』 と良く似た絵画 『夢をみた』 を目にする。
そして、作者不明の7章からなる、絵画と同名の物語を1日1章ずつ読んで、7日目にその絵画の真贋を判断するよう要請される。

それから17年の時を隔て、それぞれ立場の変わった二人はニューヨーク近代美術館の 『夢』 の前で再会することになる。

交互に書かれる”ルソーの物語”と”物語を読み進める二人の話”。
美術に真摯に向き合う二人と、二人をとりまく様々な思惑。
読むほどにぐいぐいと引き込まれた。

僕は美術にあまり詳しくないし、ルソーも名前しか知らなかったが、物語はとても楽しめた。
そして、久しぶりに美術館に行ってみたくなった。

Photo_2
『楽園のカンヴァス』 原田 マハ 著 新潮社

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