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2013年9月24日 (火)

『舟を編む』

ブックレビュー ☆4つ

『舟を編む』 三浦 しをん
2012年 本屋大賞 第一位

「言葉はいつも、思いに足りない」
20代のころ見た映画に、こんなセリフがあった。
そうそう、そうなんだよなぁなんて妙に納得して、口下手な僕は実のところ、それを自分への言い訳にしてきたような気がする。

でも、
「もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかにとどけるために。」 (荒木 P.27)辞書があるのだ。
「完璧な辞書を作ることはだれにもできないとわかっていても、言葉を使って思いを伝えようとするひとがいるかぎり、俺は全力でこの仕事を成し遂げてみせる。」 (馬締 P.72)と情熱を持って編纂に取り組む人たちの努力によって。

僕にとっての国語辞典は、中学に入ったとき伯母からもらった『三省堂国語辞典 第二版』。
学生の頃は、本を読みながら知らない言葉に出くわす度に国語辞典で調べてたっけ。
最近は、わからなくても適当に解釈して読み飛ばしちゃってるなぁ。
どうしても調べたい時は goo辞書だし。
ネットの辞書はピンポイントで調べられるから早い。
でも紙の辞書は、引くためにペラペラとめくっている間に別の言葉に出くわしたり、同じページの他の言葉に気が惹かれたりすることがあって、そんな言葉との出会いが面白かったりするんだよな。
手元にある国語辞典はすっかりボロボロになっちゃったし、何せ40年近く前のものだから、見出し語もずいぶん変わっていることだろう。
こんど書店に行ったら新しい国語辞典、買ってこようかなぁ。

ところで、「こんな思いなんだけど、こんな感じなんだけど、なんて言えば良いんだっけ?」ってことがよくあるのだが、そんなふうに調べられる辞書ってないかな。

Photo
『舟を編む』 三浦 しをん 著 光文社

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