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2013年8月 1日 (木)

『神去なあなあ夜話』

ブックレビュー ☆4つ

『神去なあなあ夜話』 三浦 しをん

『神去なあなあ日常』を読み終えて、すぐ図書館に予約してから待つこと2ヶ月半、ようやく手元にやってきた。

『神去なあなあ日常』で、仕事(林業)や行事(祭礼など)を通じて少しずつ村に馴染んでいった主人公 平野勇気だったが、まだまだ理解できないところも多く、よそ者感があるのは否めない。
そんな勇気に村の人々は、村の言い伝えや慣わし・家族の思い出や起こった事故など折に触れ語って聞かせる。
昼の付き合いでは伺い知ることの出来なかった、村の人たちが心に抱えた闇(っていうと少し大げさかもしれないが)の部分を知ることで、いっそう共感を覚え村の一員としての思いを強くしていく勇気。

『日常』が肉体的なら『夜話』は精神的に村に打ち解けていく平野勇気、話しとしては『日常』が”動”なら『夜話』は”静”っていうとちょっと安易な気もするが、それぞれに楽しく読めた。

何もない山奥の村のことだ、当然不便や不自由はたくさんある。
それでも山の暮らしを当然のこととして受け入れている人々。
ネタバレになるといけないので詳しくは書かないが、清一さん(勇気の勤める会社の社長)が高校生の時に、幼馴染だった年下のヨキに言った言葉にその覚悟が込められている。
「ヨキはこれまでどおり、俺の隣の家に住んで、大人になったら俺と一緒に山仕事するんや。なんにも変わらんから、安心せえ」 P.150。

100年前の先祖の植えた木を伐採し、100年先の子孫のために苗を植え手入れする神去村の人々。
同じ村でも、廃棄物の処理方法は未来の人の知恵にまかせるとばかりに見ない振りをしているような原子力村の人々も少しは見習って欲しいものだ。
こういうことを書くとまたひと月くらいアクセス数が如実に減るかな(苦笑)

なにはともあれ、もっともっと神去村の日々を、そして平野勇気の成長を見ていきたいと思うのだ。
 

Photo_2
『神去なあなあ夜話』 三浦 しをん 著 徳間書店

 
ところで何年かぶりの読書ブームが続いている僕に、「最近本ばかり読んで、ちっとも話しを聞いてくれない」、と嫁が文句を言うが話しはちゃんと聞いている。
返事をしないだけだ・・・同じか。

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