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2013年8月26日 (月)

『和菓子のアン』

ブックレビュー ☆3つ半

『和菓子のアン』 坂木 司

高校を卒業したものの、進学も就職先も決まっていない梅本 杏子は、たまたま立ち寄ったデパート地下1階の和菓子店でアルバイト募集の張り紙を見つけ、働くことになる。
さっそく同僚男性からアンちゃんとニックネームをつけられた彼女には、この職場は性格的にも体形的にも結構合っていたようだ。

今までに読んだ『ホテルジューシー』や『ワーキング・ホリデー』とも共通しているのだが、新しい職場で奮闘する主人公と、魅力的な上司、そして個性的な同僚達。
本書でも、お客様の言動から的確に推測し対応するプロフェッショナルな店長は、営業に携わるものとして見習いたい。

読んでいると、和菓子がいかに冠婚葬祭や季節・風習に根ざしていて、言葉遊びや洒落っ気が多いかもわかって、その奥深さにすごく興味がわいてくる。
実は僕、酒も好きだが甘味もかなり好きなのだ。

話の中には偶然にしてはちょっと出来すぎじゃない?って思うところもあるが、まぁ小説なんだからいいか。

一度しか出てこないし、全然重要な役どころではない喫茶店の店員さんが発した言葉、
「焼きたてのスフレを前にしたら、すべては後回しです」
が、何故だか妙に気に入った。

 

Photo
『和菓子のアン』 坂木 司 著 光文社

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