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2013年7月21日 (日)

『クローバー・レイン』

ブックレビュー ☆4つ

『クローバー・レイン』 大崎 梢

初読みの作家さん。
『ふたつめの庭』という作品が話題になっていたのでチェックしたら予約待ちで、とりあえず書架にあったこれを借りてきた。

大手出版社の編集者が、たまたま目にした小説の原稿に惚れ込み出版するまでの苦難・苦労と、そこに関わる人間関係、家族問題、そして少々の恋愛を織り交ぜたお話。
僕がまったく知らなかった出版界の裏話や、編集者の仕事ぶりなどがわかり、興味深く読ませていただいた。
面白い本を読んでいる時の僕のクセで、途中何度も前に戻って読み直したりしていたので、読み終えるのに時間ばかりかかってしまったが、最後の方は残りのページの少なさに反比例して物語への興味が高まっていった。
もう終わり? と言う感じで読み終えたが、読後感はとても爽やかで良かった。

懸案の小説の中で重要な意味を持つ”雨”が度々話題に上るのだが、あまり好きではない”雨”が少しだけ好きになれるかもしれない。

”心配する相手がいるのは、ただそれだけで幸せなのかもしれない。” P.315

残念なのは表紙のイラスト。
開いた本の上に雑草が生い茂り、その中に立つ男女って・・・
僕の読み込みが足りないせいかもしれないが、理解できない。
作中でも、表紙の装丁について検討を重ねるシーンがあるだけに、余計気になってしまった。
 

Photo
『クローバー・レイン』 大崎 梢 著 ポプラ社

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