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2013年6月23日 (日)

『つむじ風食堂の夜』

ブックレビュー ☆4つ

『つむじ風食堂の夜』 吉田 篤弘

これまたブクレコのレビューを見て気になった本。
図書館で手にとって、夜空にひとつ星が瞬いているようなシンプルな装丁も気に入り、借りてきた。
150ページ余り、しかも1ページの文字数も少ないので、僕のような遅読でも1日かからず読めてしまった。
今日のように、ケガをして走れず、予定も無い休日に読むのにはちょうど良いかな。

豆腐屋の門をくぐり、ゆるい坂道の商店街の先にある、常連客からはいつも店の前にうなっている風にちなんで ”つむじ風食堂” と呼ばれる名の無い食堂。
その店に通う、手品師の息子で雨降りの研究をする先生や舞台女優、商店街の店主達のお話し。

なんということもなく、山場も無くたんたんと語られるのだが、こういう小説って・・・結構好きだな。
またケガするのは嫌だけど、この作家の本はもっと読みたいと思っている。

さて何故だかわからないが、この本を読んでいたら 『風の歌を聴け』 が無性に読みたくなってきた。
なんとなく、ほんとうになんとなく雰囲気が似ているような気がしたからか、同じくらいのページ数で同じように軽く読めるからか、最近続いた夏休み小説繋がりで連想したか、よくわからないんだけれど。
 

Photo
『つむじ風食堂の夜』 吉田 篤弘 著 筑摩書房
 

そんなわけで今、何年ぶりかの何度目かの 『風の歌を聴け』 を読み返している。
冒頭、文章を書くことについてのくだりで、僕(主人公のことなのか、村上 春樹 氏のことなのかわからないが)の叔父さんが手品師だという話がでてきた。
この本は何度も読んでいるが、そんなことはすっかり忘れていたので、これが 『風の歌を聴け』 を思い出したきっかけのわけは無いよな。

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